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MolBio Holiday Party

先週の金曜日、Department of Molecular Biology(分子生物学部)のクリスマスパーティーがありました。
パーティーと言っても堅苦しいものではなく、学部のホールにケータリングの料理が出され、皆好きな時間にやってきて自由に飲んだり食べたりおしゃべりしたりして楽しむという感じ。家族のいる人は子供たちも連れて来てタダで食事を済ませちゃったりして、ホールはかなりの賑わいになります。クリスマス休暇前のこの時期、どこの学部でもこういった集まりを催すようです。

うちの学部のメインイベントは、食事の後の「Skit(寸劇)」と呼ばれるショータイム。
その年の大学院3年目の学生が中心になって企画し、講堂に集まって皆で楽しむのですが、お酒も入っていてかなり盛り上がります。
今年の企画は各ラボのPI(Principal Investigator=ラボのトップ)のファッションショーや院生の作ったShort Movieや寸劇、実験器具を使ったラボ対抗戦など。
ファッションショーは、実験用の白衣を面白く工夫してボスに着せるのですが、クリスマス用の電飾で派手に飾り付けたり、突起をたくさん貼り付けてボスをウイルスに仕立てたり(分子生物学部ならでは!)、工夫一杯。着ているボスもなりきっていて、フラッシュがバシバシとたかれて大盛り上がりでした。
日本の大学の講座のボスはこんな事しないだろうなあ。アメリカではこういうとき、大人もびっくりするくらいノリがいいです。

私が楽しみにしていたのは、Short Movie。去年もとても面白かったんです。
大学院生の学位を取るまでの苦労話や試験の事、ラボでの生活などを面白おかしく風刺していて、会場からは爆笑と共に拍手が沸き起こることがしばしば。
その年流行った映画などのパロディー風に作られている物もあって、台本・演出・編集が本当によく出来ています。
今はデジタルムービーカメラもあるし、PCでそれを編集できるソフトもたくさんあるし、手軽にああいう作品が作れるんでしょうが、それにしても「うまく出来てるなあ」と感心してしまいます。やっぱりプリンストン大学の学生はレベルが高いんでしょうね。

このSkit、内容は完全に内輪受けなので、他の学部の人が見ても何が面白いのか全然わからないかもしれません。私も去年より今年の方が楽しめたような気がします。1年経って、大分学部に馴染んだのかもしれないですね。
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by princetonmary | 2006-12-18 15:13 | 研究  

VIROLOGY SYMPOSIUM

プリンストンにはInstitute for Advanced Study(プリンストン高等研究所)と呼ばれる研究所があります。ここはかのアインシュタインも在籍していたこともあり、特に物理学と数学の研究機関として有名なのだそうです。
今日はそのInstitute for Advanced StudyでVirology Sympoisumがあり、私のボスであるTom Shenkも話をするというので参加してきました。

e0083693_14534093.jpgシンポジウムと言っても今日のはごく小さいもので、50~60人ほど入れるホールで2日間だけ行われるものですが、さすがにプリンストン大学分子生物学部の初代chairで癌抑制遺伝子産物p53の発見者の一人であるArnold J Levineが主催しているだけあって、Speakerはその分野では第1人者ばかり。

e0083693_1454971.jpgこんな最先端の話を歩いても行ける様な所で聴くことが出来るなんて、まさにプリンストンならでは。なんて贅沢なんでしょう。
こういう面白い話を聴くと、モチベーションが上がって「頑張るぞー」と言う気持ちになります。大事ですよね。

今のラボに来て1年経ちますが、初めてTomのTalkを聴きました。ラボにいる時はゆっくりと落ち着いた感じで話すのですが、発表の時はいつもと違ってアグレッシブな感じでちょっと意外でした。まあ私に対しては、英語の問題もあって特にゆっくり話しているんでしょうけど。
さすがに話し方が上手いです。新しくて面白い話ほど、シンプルで解りやすいんですよね。
今日は色々と本当に勉強になって、有意義な日でした。

余談ですが、この研究所の庭と側の森はとても綺麗な所で、春ごろにはよく散歩をしていました。紅葉の季節も美しいだろうなあ。また散歩に行きたいです。
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by princetonmary | 2006-10-04 23:58 | 研究